この記事を書いているゆめです。普段は作業療法士というリハビリの仕事をしています。
分子栄養学の資格を取得して、自分自身も栄養療法を取り入れて、体調が改善しました。 今回は、その経験を踏まえて、疲労回復についての記事を書きます。
この記事は、こんな人にオススメの内容です
・体が重い・だるいのをどうにかしたい
・しんどい
・朝起きるのがつらい。朝すっきり目覚めたい。
・やる気がでない。毎日元気に過ごしたい。
代謝不良でエネルギーが不足している?
だるい、しんどい、疲れが取れない方という方にまず疑ってほしいのが栄養不足による代謝不良です。この場合、必要な栄養素さえ補えれば改善する可能性が非常に高いからです。
ビタミンB群とマグネシウム不足で、エネルギーが作れていない
私自身も、栄養素を補うようになってからだるい感じや、体の重さが軽減して、体がすっきり軽く、朝から元気に行動できるようになっています。
このタイプは、しっかり食べているのに元気がでない、よくお腹がすく、ずっと食べてる方に多いタイプ。
食べてはいるけど栄養が偏っていたり、栄養素が不足していて、カロリーを摂取してはいるけど、エネルギーを作りだせていないことが原因でだるさやしんどさを引き起こしています。
人間は、摂取した炭水化物、たんぱく質、脂質をそのままエネルギーとして使うことができないので、ATPという人間の使える形のエネルギーに作りかえなければなりません。
ATPを作る段階で、必須の栄養素がビタミンB群と、マグネシウムです。
ビタミンB群 (ビタミンB1,B2,B6,B12,ナイアシン,パントテン酸など)
水溶性のビタミンなので、水に溶けて尿として排出されやすく、体に貯蔵されにくいビタミンです。数時間~1日で排出されてりまうので、こまめに補給しなければ不足してしまいます。糖質、脂質、タンパク質の代謝には上記すべてのビタミンB が必要です。
必要なビタミンB群を食事で摂り続けることはかなり大変なので、私はすべてまとめて入っているサプリメントを毎日3回摂取しています。
こちらは、持続型(タイムリリース型)で、ゆっくり少しずつビタミンを放出してくれるタイプです。こまめに飲むのが面倒、時間がないという方はこちらもオススメです。
マグネシウム
体の各所で働く酵素の補酵素として使われる重要なミネラル。ATPを作り出す過程でも補酵素として機能するため、マグネシウムがないと代謝が進まない。糖質の代謝に必須のため、糖を多く摂る方は、消費量が多く、不足しやすくなります。
マグネシウムにはいくつか種類があります。 用途と効果が全く異なるので、摂取の際には注意して選ぶようにしましょう。
☑ 便秘薬や胃薬などに使用される酸化マグネシウム
☑ にがりに含まれ、吸収率のよい塩化マグネシウム ★オススメ
☑ 吸収率を高めた、キレートマグネシウム ★オススメ
疲労の回復を目的としてマグネシウムの摂取を考えている方には、塩化マグネシウム(にがり)か、キレートマグネシウムがオススメです。
塩化マグネシウムは、スーパーで液体のにがりを購入することができます。にがりをお茶やみそ汁などに入れたり、そのまま摂取したりできます(ちょっと苦い)。いきなり大量に摂取すると緩下作用があり、お腹がゆるくなることがあるので、少しずつ摂取してみるようにしましょう。
↓粉末の塩化マグネシウム
↓液体の塩化マグネシウム
キレートマグネシウムは、サプリメントで摂取することができます。薬局などでは取り扱いがあまりないですが、通販で購入できます。カプセルや、ソフトゲルタイプがあるので、ご自分で飲みやすいものを選ばれるとよいと思います。
↓疲労回復を目的とする場合、リンゴ酸マグネシウムがおすすめです↓
皆さんが体調良く、元気に毎日を過ごされることを願っています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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